サウリュス・アウグリス=スタネヴィチュスは、Saulius Auglys名義でも活動するリトアニアの打楽器・マリンバ奏者、作曲家、編曲家、教育者、音楽祭運営者。1969年にウクメルゲで生まれ、同地で音楽を学び始めた後、ヴィリニュスのJ. Tallat-Kelpša音楽院を卒業した。Linda Maxeyにマリンバを学び、1987年にリトアニアの若手演奏家コンクールで第1位を受賞している。

1988年にリトアニア国立オペラ・バレエ劇場で活動を始め、1993年に同劇場管弦楽団の打楽器セクション責任者となった。リトアニアの交響楽団とも共演し、リトアニア、ポーランド、ラトビア、ベラルーシ、メキシコなどの会場・音楽祭で演奏している。近年は2024年10月にリトアニア国立フィルハーモニーの公演に出演し、2025年4月にはショパン音楽大学でマリンバ、ヴィブラフォン、シロフォンの2日間のワークショップと公演を行った。

現代リトアニア音楽をレパートリーの中心に置く。Osvaldas Balakauskas、Vytautas Germanavičius、Zita Bružaitė、Loreta Narvilaitė、Mindaugas Urbaitis、Arvydas Malcys、Antanas Kučinskasらの作品を演奏し、その一部は本人のために作曲・献呈された。マリンバ、打楽器アンサンブル、室内楽、オーケストラのための作曲・編曲も行い、協奏的作品、練習曲、Paganiniのカプリースの編曲などを発表している。

打楽器を教えてワークショップを行う一方、リトアニアで国際打楽器音楽祭・コンクールを企画してきた。2026年のリトアニア国内音楽コンクール結果には、本人が指導した複数の独奏者・アンサンブルの入賞が記録されている。ソロアルバム Marimba mano gyvenimasMarimba My Life)ではSaulius Auglys名義を用い、Bach、Tárrega、Nebojša Jovan Živković、安倍圭子、田中利光、リトアニアの作曲家によるマリンバ作品を収録している。