分類
室内楽
編成
flute, cello, マリンバ

解説

近藤礼隆による、フルート、チェロ、マリンバのための三重奏曲。

題名の「剝積(はくせき)」は、剥ぎ取ること(Denudation)と積み上げること(Alluvium)が表裏一体で進む構造を表す造語です。資源を加工して何かを築く行為には、別の何かを失わせ、枯渇させる不可逆の過程が伴います。本作は、生産活動だけでなく、日常の中でシステムを構築・維持する営みにも通じるこの構造を、音の時間軸に写し取ります。

発音原理の異なるフルート、チェロ、マリンバの固有の質感を交差させ、音素材の解体と蓄積を繰り返すことで、変容の過程を描きます。

バージョン

  1. 剝積 — 原曲 (flute, cello, marimba)

出典